SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は友人コレクション
Orkut、Gree、Mixiと試してみていますが、こうしていじっていて思いついたのが「ソーシャルネットワークサービスとは、友達コレクションである」という考えかたです。友人をコレクションして、関心対象をコレクションして、並べてる感があるんですよね。 少なくとも広めていく動機として、揃えていくと友人が少ないとなんか寂しい、というのはあるんじゃないかなと思います。
友人もコミュニティも並べて楽しめるSNS
友人に限らずコミュニティもそうですが、自分に関係するものを集めてプロフィールにずらっと並べるソーシャル・ネットワーキング・サービスは、たいそうコレクション欲をそそります。集めてなにに使うという意味や目的がなくても、集めて揃えて並べるだけで悦に入ることができるんですよね。このあたり、名刺集めと整理と似たような趣味なのかも知れません。
コレクション欲という、わかりやすい物語
コレクションってのは人間の本能・習性めいたものがあるわけで、この観点から言えば、特に役に立つ機能があるわけでもないのにSNSが流行るのも当然なのかも知れません。
この路線で解釈すると、ニュース記事や他のblog記事をソースに感想をちょろっと書くようなblogや個人ニュースサイトは、ニュースをコレクションしているのだと言えますね。
同様に、多くの個人的なサイトってのにもコレクション性が垣間見得ることがあって、自分の関心事を収集して並べてるようにみえることがあります。好みの素材を素材集から集めて使ったりとか、リンク集とかは典型かな。 挙げ句、他人の記事を収集して並べるなんてのも。パクリサイトなんかも、自分のところにコレクションしておきたいというコレクション欲の発露だと思えば、当たり前の行動に見えてきます。
草の根BBSなんかを思いだすと、ログブラウザがあると、ログを全部収拾して保存したくなるとかありましたし。Webも昔は巡回ツールで落しまくってローカルに再構築したりとか。そんなこともあったっけなあ。あのへんも、実用性よりも「情報をコレクションする楽しみ」だった気がします。
コレクション本能を刺激するサービス
ソーシャル・ネットワーキング・サービスを発展させるとすれば、さらなる方向性としてはコレクションできる対象の拡充はひとつの手でしょう。共有リンク集/アンテナなんかと繋げるのが、まず簡単な手でしょうか。はてながやると有利そうですね。
しかし利用価値があり利用者が増やしていくようなものであれば、他のサービスでも導入は容易なわけでして。結局は利便性やコレクションしたものを実用的に使える機能なんてのが、差別化のポイントになるんでしょう。
また、SNSの成功を鑑みて、何か新サービスを考える時には「コレクション意欲を刺激できるか」という検討軸を使ってみるのも面白そうです。
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コメント
初めまして、GREEからこちらへ来ました。
古谷さんの『SNSは友達コレクション』という話は、なんだかすごく当てはまるかもしれません。
たしかにSNS内の友達をたくさん揃えると嬉しくなっちゃいそうです。実際はどこまで、そのたくさんの人達と関わることが出来るのかと考えると、ただ並べて自己満足してるだけかもしれません。
私は最近になってSNSに入ったばかりで、あまり大きな事は言えませんが。
ただ区切りもない広い空間にいる同じ趣味の人間よりは、ある程度限定された空間の同じ趣味の人間……の方が結びつきやすいように感じます。連帯感というか、仲間意識というか、同じ○○のよしみ…みたいな。
そしてSNS内の人は、日記を書いて友達を作るという目的が設定されているので、普通のネットサーフィンでその人を知っただけでは声をかけづらいけれど、SNS内ならOKな流れがあるように感じます。
あまりにも有名な人のブログへはコメントを書き込むのに、尻込みしてしまうけれど、今、私が古谷さんのブログに書き込んでいるのはそんな流れです。GREE経由でもなければ、古谷さんのブログに絶対に書き込まなかったと思います。SNSマジックですかね。
SNSの魅力って、連帯感とコレクター性。
あと、知り合いの知り合いで形成されているから、流れの掲示板荒らしを見掛けないのが安心ポイントですね。今のところ見てないだけかもしれませんけど。
投稿: 綾瀬りな | 2006-02-12 07:00